初恋について -つゆのあとさき-

本命は、和子さんではなく、鏡子さんでした。でも、そのマブダチを代わりに好きになったのですよ、あれは中学校1年生の頃ですかね。男子は詰襟、女子は紺色のセーラー。当時、僕はさだまさしをコピーしていて、アコースティックギターをアルペジオで平気で弾いていました。変声期らしい変声期がなかったので、ボーイソプラノでした。なので、さだまさしも簡単に歌えていたのです。

とてもナイーブな歌です。しかし、別れの歌というチョイスがよくなかった(笑)中学卒業時には、第二ボタンは強制的にその子にくれてやりましたよ、ええ(笑)あれから、というか、最初から女運がなかったなあ……工業高校行っちゃうし、地味な製造業勤めだったし、まあ、恋愛運は、いまだに最悪ですよ(笑)僕が鈍すぎるというのもあるのでしょうが。

あれから、さだまさしというよりかは、どちらかと言えば小椋佳さんのような声になり、まあ、さださんも出せなくはないのですが、いかんせん呼吸が苦しい(笑)なので、つゆのあとさきは、僕にとっては、あまじょっぱい思い出です。

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