小学校3年生のころ、初めて出会った本は「車のいろは空のいろ」

おっさんの、幼い頃。たぶん、理科や数学よりも、国語や英語が好きな原因になったのは、特に、国語好きになったのは……うーんと昔に遡って1970年代。ほかの子は「シャーロックホームズの冒険」だとか「江戸川乱歩シリーズ」などを、まるで流行のように読んでいたなかで、ひとり、これを読んでいました。今でこそ、小学校3年生の教科書に載るぐらいの作品ですが、当時は、よほどの変わった子どもでないと、まず手に取らない本でした。絵本の名前は「車のいろは空のいろ」作者は、あまんきみこさんです。拙作「紅葉野日記」に、「霜田タクシー」が出てくるということは、幼い頃にこれを読んだことによる、なにかの影響かも知れませんね。知らないうちにインプリントされているというか。1977年初版です。こういう感じのものを読んでいるのです。

当時は、教科書に出てくる本という触れ込みはなかったのです。しかし、福岡県北九州市の読書感想文では、こういう作品がリストアップされていて、たぶん、夏休みの宿題か、読書感想文コンクールで、読書感想文を書いた記憶があるのです。そののち、川崎市宮前区や、千葉県富里市に越した頃には、もう小学4年生になっていたので、恐らく小倉時代だと思うのです。今でも、1円プラス送料ぐらいで買えますよ(・∀・)ノ

それまで、苦痛でしょうがなかった読書感想文が、これによってモリモリ書けるようになり、確か、読書感想文コンクールで、佳作ぐらいはもらった気がします。それから千葉に越してきて、広報委員会(壁新聞をつくる)をしたり、京都府城陽市出身の国語の先生が、漢字のスパルタ教育(笑)を僕にさせたため、すっかり文系になり、プログラミング作業よりは、どちらかと言えば、こういうブログを書いている方が、気晴らしになって、とても精神衛生に良いのです。VDT症候群や、慢性頭痛にはなるけどね(笑)

なので、田所稲造のルーツは、あまんきみこさんです。そういうことなんだろうと思います。

田所稲造 拝

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