悪い予感は的中に変わりました。青葉真司容疑者が、京アニの小説(ライトノベル)公募に応募していたことが分かりました。おじさんたち「小説大好き!!」というサイトをやっていたことがあり、投稿募集していた時期もあったんだよね。ワープロでなく、原稿用紙で、一次選考の体を為していないという段階でなめきっているとは思うんだけど、もう少しおじさんたちが「現実は厳しいんだぞ」ということを示しておいた方が良かったんじゃないか、と思う次第です。
ライトに読めるからと言って、ライトに書けるとは限らない。むしろ、読むのに容易なものは、容易に書けないです。うどん屋さんが、素うどんが一番緊張するのと同じようなものです。サクサク読めるものが、サクサク書けるとは限らない。この青葉真司の少年時代の夢、一獲千金だったらしいじゃないですか、そんな金脈はどこにもないですよ。苦行で始まって苦行のまま終わるかも知れません。その認識が、甘かったんじゃないのかな。
A4用紙200枚の紙に千枚通しで孔を開けてこよりを通す。これだけでも難儀です。ましてや、校正チェックは、なまじワープロの活字になっているだけあって音読しないと見落としてしまう。そういった、一次選考基準にも達しない未熟なものを送り付けて「オレの作品をパクリやがって」はないだろう。文章書くって、地味な作業ですよ。誰とも口を利かないし。
田所稲造 拝
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