50歳になってやっとわかった 森岡さんと対馬さんは付き合っていた

百合姫コミックスの「ルミナス=ブルー」を読んでみました。50歳になってようやく、何となく、わかった気がします。読みが甘かったかな、中学生当時の僕が。あのね、女の子って、多かれ少なかれ、まずは、女の子同士で恋愛をする時期があるのです。人にもよりますが。そこに、男の付け入る隙はなく、怒って家に入れないのは当然だと、今になって稲造さんは思うのです。いっぱい泣いて、いっぱい笑って、いっぱい苦しんで。そんなことは、言われなければ解らないし、言うわけないじゃんか、と思うのです。これを読んで、同性同士の恋愛感情に苦しむ思春期女子もおんねんで! というわけで、なるほど納得です。

いままで、いっぱい泣いて、いっぱい笑って、いっぱい苦しんで大人になるのですね。全員が全員、百合(女子同士の同性愛)感情に走るわけではありませんが(この変態! と一喝する女子もいるように)それは人によります。でも、異性の関係でも、いっぱい泣いて、いっぱい笑って、いっぱい苦しんできた女子も多いのだろうと思うのです。

なんだかおじさん、今になって気が付いたよ。男子はおしなべて直情径行にある場合が多いのですが、人に言えない苦しみに涙する女子がおるねんで! という気持ちになりました。誰も教えてくれませんでした。

かくいううちの母(現在87歳)も、かつて若い頃、女子同士で京都市左京区千本丸太町でルームシェアをしていた時期がありました。当時のSの関係、今で言う百合のご関係であって、ルームメイトがあるとき、自殺したんです。どなたか知りませんが。母はかつてとても美しく、時代が悪かったので、即スカウト、即モデルというわけにはいかなかったです。戦後すぐですからね。それに嫉妬されたのか、世をはかなんだのか、ルームメイトが死にました。なんで? って訊いても、母親は長男に対して、答えるわけがありません。そうして、母親も、いっぱい泣いて、いっぱい笑って、いっぱい苦しんだ末のことです。結婚は37歳になりました。百合属性がやっと抜けたのですね。今なら理解できます。

なーんかね、いろんなことを考えちゃったのですが、まあ、人生いろいろというわけです。

ではでは(・∀・)ノ

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