「異世界小説ブーム」は、当面終わりそうにないですなあ

はああ(溜息)なーんか、急速にやる気を失ってね、ちょっとスランプです。そこで「異世界 流行る 理由」で検索したら、こういう誰とも知れない人の文章が出てきたんですよ。

カクヨムからの記事です。つまり、デビューの一次関門を突破するには、世界観を一から組み立てる必要があるオリジナル小説よりも、まるで時代劇のようなテンプレートに沿った、異世界小説が受かりやすいと、この筆者は思っています。

「点滴注射、2日に2回打って書く、百合小説って受けるんだろうか?」と、時々虚無感に苛まれます。「書けば売れるんじゃないのかな?」って、そういう甘いものではないのです。

消費と淘汰。作者は使い捨てられ、作品は読み捨てられる。料理を作るのは大変ですが、料理を食べるのは一瞬だからです。テレビ業界で、食べ物のことを「消えもの」と呼ぶようなものです。

マンガを踏んだり、小説を読み捨てたりする人たちは、きっと、自分の脳みそ振り絞って、オリジナルの作品を書いたことがない人たちなのでしょう。

ある機械メーカーにいました。3年ほど。なので、モノを作ることを経験している人間からすると、ガードレールにスプレーで落書き、なんてことは、恐れ多くて出来ないのです。なぜならば、モノを作った経験があるから、モノを大事にするのです。

話は戻って、もしこの日本から、いわゆる異世界もの作品だけの世の中になったら、非常につまらない世の中になってしまうでしょう。確かに、悪党を作って、御用の人たちを作って、安っぽいチャンバラをやれば、時代劇になるのでしょうけれど、それだけではあまりにもつまらない。

なので、百合小説を、オジンが書くことに、躊躇いを感じている次第です。点滴注射2本打ってまで頑張るべき仕事なのかなと。

なので、今日はちょっと何もかもにやる気が出ないです。

田所稲造ファンタジーオンライン 管理人 敬白

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