ふうん、世の中にはいろんな愛の形があるのですね(棒読み)(コミック百合姫)

誰をターゲットにしているのか、今一つつかみどころがない雑誌ではあるのですが、世の中にはいろんな友情や、愛のかたちがあるのですね。それは分かります。半分譲って歩み寄ろう。そして理解しよう。何度も言うようですが、現実の男子校では、友情はあっても、それ以上のことは斥力が働いて、ともすれば変態扱いされるのです。あれは(BLは)マンガの中のエンターテイメントなんです。男子になりたかった女子が、思い入れたっぷりに書いたり読んだりするのがBLなんです。

全般的に、物語がきれいです。ただ、これを見て、読んだからと言って、別にどこも興奮もエキサイトもしないのですが、何というか、小説のネタというか、視野を広げる意味でも、たまーに買っています(昨年12月号を買いました)きっかけは、なもり先生の「ゆるゆり」です。あれは腹筋がよじれるほど面白い。よくもまあ、あんなに考え付くなあ! と、思わざるを得ません。参りました。

男子は、どちらかと言えば、アピールする、攻める、働く、狩る、話に結論を出す、決断する、能動的などの性質が強くあり、これは、マンモスを狩っていた時代の名残りかも知れませんが、共通の目的に向かっては団結するのですが(マンモスを倒したり、マンモスの肉を家庭に持って帰ったりなど)利害が相反すると敵となり、ライバルになる。つまり、狩猟民族なんです。もともとの成り立ちがです。

一方女子はというと、どちらかと言えば、人の話を聴く、共感する、家を守る、木の実を拾う、受動的、生産的、和を尊ぶ、などの性質が強くあるように感じるのです。もちろん例外もありますが。これも、家の周りの畑や森で、果実を拾い、子を産み育て、自分と家を守りつつ、マンモスの肉(今でいう現金)の到着を待つような傾向があるんじゃねえのかな、という気がします。隣近所同士、利害の調整が行われ、自然と多弁になる。つまり、農耕民族なんです。もともとの成り立ちがです。

現代社会では、もう自分からマンモスを狩る(現金を狩るために働く)女性がいても当たり前ですし、一方で、家庭的で、温和で、受け身でおとなしい、ひょろっと男子がいてもおかしくはないのです。これって、時代の流れなのかな? それともみんな、僕も含めて、何らかの環境ホルモンにやられてんのかな? 謎は深まるばかりです(笑)

話が脱線しましたが、いやあ「百合」は興味深いです。これは、いやらしい意味じゃなくて、ははーん、今にして思えば、クラスの女子のあいつとこいつは、今でいう百合の関係だったのか! と思い当たるふしもいくつかあって、思い出されますよ。実名は出せませんが。そうかそういうことか、と今にして思えば、合点が行く場合もあります。

確かに「紅葉野日記」書いてみました。片手間に、約10年かけて。リアル女子の監修もいただいたりしたのです。「わたしだったらこういう言い方しない」とかね。メールと郵便で。「室山県」は「岡山県」を想定したものであり、「室山県立敷島女子高等学校」は、もしも「岡山県倉敷市」に、「千葉県立千葉女子高等学校」みたいなのがあったらどんな感じになるのだろう。そして「紅葉野電鉄」と「葱北本線」の設定は、各々「山陽電気鉄道」と「JR山陽本線」のライバル区間を想定したものです。女子の登場人物に、あまねく、ふるさと大阪近郊の駅名を苗字にして設定しました。

しかし、ガールズトークを含めたものを、たった13万文字に納めるだけでも難しいのです。世間話まで全部書いちゃうと「冗長だ」と言われ、逆に、まったく地の文だけで書いちゃうと「セリフが足りない」と言われます。小説家になろうで最大7万文字。エブリスタ小説で最大13万文字。まだたりない、まだたりない!!

と、いうわけで、パクるのは犯罪なので、僕は女子ではないけど、少女アニメの主題歌を作詞した、小林亞聖さんのように「なりきることはできる!」ので、僕も、おなじことをやってみたつもりでしたが「紅葉野日記」は、入学前、高校1年、高校2年、高校3年なんかに分けて書き直したい。出来ればですけどもね。でも、本音は、あんなに疲れることはやりたくないですけどもね。じつは。

田所稲造 拝

田所稲造ファンタジーオンライン

田所稲造ファンタジーオンラインです。サイト開設通算25周年記念。 ライトノベル・アニメ・ゲームなどを中心に、自身の創作活動についてもまとめるポータルサイトです。 なお、このサイトは、スマートフォン・タブレット端末にも対応しています。

このページに掲載された記事の名称や内容は、各社の商標または登録商標です。また、ページ内でご紹介しているソフトウェア、バージョン、URL等は、各ページの発行時点のものであり、その後、変更されている場合があります。なお、画像や文章の著作権は、ベルヌ条約・万国著作権条約・著作権法で定めのある通り、原著作者に帰属します。